ワンピースはなぜ嫌われる!?ホリエモン炎上問題から検証する!

漫画
onepiece:photo by kabutoduka

こんにちは!エリオです。

皆さんはワンピース、好きですか?

僕はめっちゃ大好きです!!

集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
集英社の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の公式サイト。ジャンプ関連情報は全てここに集結!!

 

言うまでも無い週刊少年ジャンプの大人気作。

ぼくが漫画家を目指したのもこの漫画の存在が大きいですからね~。

売れてるだけあって、技術や作り込みが半端ないんですよ!

 

しかしこのワンピース、人によっては好き嫌いも激しくて、特にネット上ではよく叩かれます。

いわゆるアンチが多いんですね。

 

最近でもホリエモンこと堀江 貴文さんがワンピースを批判して炎上しました。

 

まあアンチは無視すればいいんですが、何でこんなに嫌われるの?と不思議になりませんか?

 

そこには3つの理由が存在するんです。

 

僕は漫画家を目指していたので、色々な漫画を読み漁り研究してきました。

そのうちに色々と見えてきたものがあるんで、今回はワンピースについて語っていこうと思います!

 

ワンピースが嫌われる理由

①仲間第一主義の思想が自分と合わない

漫画を作る時に意識するべきことがあります。

その漫画は何が言いたいか?を明確にするために、

漫画にはひとつ“テーマ”が必要です。

 

ワンピースにおいては、テーマはズバリ“仲間”でしょう。

主人公であるルフィは、仲間が奪われた時、苦しんだ時、泣いた時、それを阻む敵に立ち向かい勝利します。

 

・ナミを魚人から救ったアーロン編

・CP9からロビンを取り返しに行ったウオーターセブン編

・兄であるエースを助けるため強敵と戦ったマリンフォード頂上戦争編

 

これらのエピソードで特に顕著ですね。

仲間に対する思いの強さに共感した読者は熱烈なワンピース信者になるわけですが、一方でそれを受け入れられない人もいます。

例えば・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00010000-srnijugo-life&p=1

この記事のホリエモンのインタビューから引用しましょう。

 

“努力をしないヤツを自己犠牲で助ける精神は、オレには合わない。”

 

ルフィは努力しない奴は助けないんで、そもそもこの発言は全く的外れなんですが。

まあ言わんとするところは分かります。

 

ホリエモンは仲間とつるむのが嫌いで、徹底的な利己主義です。

みんなで仲良しこよし、みたいなのが肌に合わないんですね。

それはそれで結果は出しているんで、その思想自体を批判するつもりはないです。

 

でもホリエモンみたいに利己的な人は、この漫画への拒絶反応があるのかもしれないですね。

 

②人気があって目立つから嫌い

これはワンピースに限ったことではないんですが、特にこの日本では、目立つものに対して敏感です。

CMなどの宣伝で自分に興味がないものをバンバン出されると、“ゴリ押し”されてると感じてしまうんですよね。

youtuberのヒカキンさんなんかも、このような理由でよく槍玉にあげられました。

(まああの広告は正直邪魔だった)

 

有名になればなるだけ、作品は厳しい目で見られます。

そして自分が愛する作品との“比較”が始まります。

 

「自分が好きな作品は全然メジャーになれないのに、なんでこの作品だけ評価されるんだ?」

自分が好きな作品は自分の一部。

ちやほやされた他人(作品)を見て、嫉妬に近い感情を抱くのです。

 

③炎上商法の格好のネタ

ワンピースを嫌いだから批判するのではなく、”ワンピース嫌いを演じる”事で利益を得ている人がいます。

炎上商法は既に有効的なマーケティングとして確立されています。

http://parallelworker.com/net01.html

 

企業で行うとイメージダウンになりかねませんが、個人で行う場合、特に匿名でネット上で行うと効果的でしょう。

特にアフィブログとか、

アフィブログとか。

 

ワンピースのような有名な作品を批判すると注目が集まり、ブログのアクセスが”どん!”と増えるのです。

ホリエモンの場合だとまさにそんな感じでしょう。

 

少し調べる限りでも、ホリエモンのワンピース批判は2014年から定期的に行われています。

堀江貴文氏がONE PIECEを批判「価値観についていけない」 (2014年11月17日掲載) - ライブドアニュース
13日、堀江貴文氏が漫画「ONE PIECE」とそのファンをTwitterで批判した。「仲間って言い方がキモい」として、同作をやり玉に挙げて批判。「出会った仲間をなんとかするのも上司の役目」との指摘に反論した格好

 

次いで2016年、

堀江貴文氏が危惧するワンピースの価値観「仲間を無条件に救う」 (2016年10月5日掲載) - ライブドアニュース
堀江貴文氏が仲間を無条件に救う「ワンピース」の価値観に警鐘を鳴らした。尽くすことが目的となったとき、「自己犠牲」が美化されてしまうことを危惧。自分で解決する示唆を与えたりすることも、仲間の大事な役目と主張している

 

そして今回の2018年。

うーんこの2年周期。

 

みんなが忘れた頃に巧みに燃料を投下していますね。

狡猾ですが効果的です。

 

ホリエモンは炎上商法に積極的で、この記事からも意図的にその手法を使っていることが明らかです。

https://myjitsu.jp/archives/61425

引用しましょう。

 

「炎上はむちゃくちゃ効率がいいんですよ。こういうところでニュースになるじゃないですか。『ホリエモン、またまた炎上』みたいな、僕の顔写真出て。僕がスタジオにいなくても、いる人よりも目立てる」

 

注目されたいが為に、ワンピース嫌いを演じる人の存在が分かっていただけましたか?

 

ワンピースを好きじゃない人と嫌いな人

ワンピースを好きでたまらない僕だって、もちろんワンピースの全てを肯定するわけではありません。

 

魚人島編なんかはコマ割りや構成もごちゃごちゃして散々でしたし、キャラ付けが強引だったりルフィの性格が急に変わったり、色々細かい不満点はあります。

 

人によっては絵が受け付けないでしょう。

20年続いてる少年漫画なので新規に読み始めるのにハードルは高い。

大人に勧めるものでも無い。

 

これらは、ワンピースを好きでは無い理由にはなります。

でも嫌いになる理由ではありません。

嫌いになる人たちは上記に挙げた3つの理由が大きいです。

 

以上になりますが皆さん、もし痛々しいアンチを見かけても、エースのように”取り消せよ・・・今の言葉!!”と逆上しないようにお願いします。

ちゃんとした理由があるのを理解して、冷ややかな視線で斜め上から微笑んであげましょうw

 

 

そして、アンチの方々。お疲れ様です。

曲がった思想や嫉妬の感情をぶつけてもアフィブログの運営にしかなれませんよ。