UnityはVRコンテンツが作成可能です!
それを聞いて、おお、さっそく!となるエンジニアは多いはず。
ですが大半の人はその敷居の高さから、すぐに手が止まってしまうんです。
VR機器って高そう・・・。
Unityでゲームを作れるのは分かったけど、どうやってVRにするの?
情報が少なすぎ!
そんな人にオススメの一冊がとうとう発売されました!
うおおー!
書店に行ったら発売されてた!!
UnityVRの作り方がめっちゃ詳しく書いてある!
こういうのが欲しかったんだよー!
プラネタリウムも作れるよ。#ブログ仲間募集 pic.twitter.com/kmy3ihr41m— エリンギ@VRブロガー@元漫画家志望 (@eringilog) October 26, 2018
作って学べるUnityVRアプリ開発入門です。
今回はこの本をサクッとレビューします!
前半は初心者向け!VRゴーグルの紹介やUnityの導入など
前半は初心者向けなんで、中級者以上はこの章は飛ばしちゃって大丈夫です!
というか、この本のすごいのは大分後半なんで、軽〜く読んでください。
Chapter1ではVRの仕組みなど基本的なところから始まります。
そしてVRゴーグルの紹介ですね。
この本でも紹介されてますが、スマホさえ持ってれば手軽に始められます。
例えばgoogle Cardboard
何とこれ1000円以下で買えちゃいます!
流石に壊れやすいでしょうが、とりあえず試してみたいって方にはありですね。
そしてGyalaxyを持ってる方にはこちらがオススメ!
Galaxy Gear VR
Chapter2〜3はUnityの導入法や簡単な説明など。
Chapter4はスマホでのビルド(スマホで見れるように対応させること)が書いてあります。
正直この辺はネットにいくらでも情報があります。
Unityが初めての人はこちらのページを読めば何となく分かります!
重要なのは次の章からです!
後半は本格的なUnityVRシューティンゲーム開発!
Chaper5〜9にわたって、実際にVRシューティングゲームを作りながら、VRコンテンツ作りのノウハウが学べます。
ここで用いるのがこちらのアセット!
3Dモデルの超本格的なゲームが作れるUnity公式のアセットです。
ホームページに作り方の動画もあります。
じゃあこの本買う必要無いじゃんって思ったあなた!
このアセットの使い方の説明、全部英語なんですよ・・・・
だから僕はダウンロードだけして放置してました。
しかしこの本では、このアセットを有効利用し、VRに対応するようオリジナルのスクリプトを用いて改造して行きます。
これを参考にしてVRゲームを作り上げれば、かなりのノウハウが蓄積されますよ!
UnityVRで全天球プラネタリウムや360度動画が作れる!!
この本を書店で衝動買いした一番の理由がこの章です。
Chapter10では星空のデータをサイトからダウンロードし、全天球プラネタリウムが作成できます!
CSVのデータ取り込みなど技術的にも上級者向けですが、初心者でもスクリプトをコピペするだけで作れちゃいます。
VRで星空が楽しめるんですよ・・・
ワクワクして止まらないです!!
そして最後のChapter11は360度動画の再生です!
撮影機器が必要なのでまだ僕は手を出さないですが、VRに関わるならいずれ必要になる知識ですね!
UnityVR初心者から上級者まで幅広くオススメ!
Unity自体は市場が活性化して、どんどん技術が共有されています。
ですがVRについてはまだまだ過渡期。
ネットで調べても情報が少なすぎるし、専門書の少なさに嘆きます。
そんな中、これほどまでにUnityVRについて丁寧に解説する本は珍しいです。
こういう本がどんどん増えて、VRに興味を持つ人が多くなっていったらいいですね!
作って学べるUnity VRアプリ開発入門 [ 大嶋剛直 ]